吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
- 2025.05.16 [PR]
- 2005.09.15 「赤ちゃんと僕」+「しゃにむにGO」
- 2005.09.11 「その向こうの向こう側」
- 2005.09.09 「BLAME!」
- 2005.09.02 「ゴーストハント」
- 2005.08.27 「CLOVER」
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「赤ちゃんと僕」+「しゃにむにGO」
『しゃにむにGO』はテニス漫画です。
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赤僕は、ほわほわした話の中にも、
けっこうシビアな人間模様が描かれていたりで興味深い。
私が印象に残っているのは、
人が何かをなす時には、常に何かしらのメリットを求めている、
という先生(?)のセリフですね。(大分前の記憶なため不正確;)
何の省みも求めない
他人(友人含む自分以外のこと)への行為は有り得ないと言われ、
拓也は否定しながらもやるせなさで泣き出してしまう。
まぁ、ここで先生が言ったメリットとは、
自分がした行為の結果その人が喜ぶ姿を見て、
自分も嬉しくなるという心のメリットも含んでのことだったので
自分本位のメリットだけの話じゃないんですがね。
こういった話も多くて、
読みながら胸が締め付けられるというようなこともしばしば・・・(^-^;
拓也が可愛くて、こんな弟(兄でも可)欲しい!と思ってました(゜ー゜* )
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しゃにむにGO (1) 羅川 真里茂 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
今テニス漫画というとテニプリ?
妹が売ってから読んでないのであまり分からない。
この漫画は、主人公が全く初めての状態でテニスをするところから始まる。
一つ一つの話や試合を、
プレイヤーの心理描写も含め丁寧に描かれている。
テニスって・・・スポーツって大変だわ・・・と思った作品。
でも主人公の伊出君(と愉快な仲間たち)の親父ギャグやらバカップリで
ニヘラとしてしまう場面も多数有り。
「その向こうの向こう側」
私としては珍しいほのぼのファンタジー。
作者の渡辺祥智さんは前に白泉社より『銀の勇者』を書いてた方です。
『銀の勇者』、一巻の時点では興味沸かなかったと記憶している。
あまりにオーソドックスな勇者で冒険モノ、と感じた。
でもね、・・・いつも読んでるのが読んでるものだから(シリアス好き)、
こう、何も考えずにほわっとできるものが時々読みたくなるというか・・・。
随所随所には面白いと感じたし、なんというーか、可愛いんですわ。
なんか皆(/*'-'*)/~~な感じで可愛い。
でも私、腹に一物もってそうな金の勇者のアル君が好きだったさ。
『その向こうの向こう側』は、まぁコチラもファンタジーですが、
やはり可愛い(〃∇〃)♪
小学生のフタバは、ある日突然異世界に飛ばされ、
【アマランザイン】であるキアラの、主人探しを手伝うことになる。
そこに仲間が加わって、敵も出てきて、とこれもオーソドックスなお話だが
私、少しボケたキャラの行動と思考が気に入っている。
えぇ、可愛いんです(*' '*)
こちらで好きなのは登場時とまるでキャラが変貌し、
可愛くなってしまったヴィリッドですな。
でもまぁ、凄く面白いって感じではないけど、
ほえほえしたい時にはちょうどいい。
「BLAME!」
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BLAME 1 (1) 弐瓶 勉 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
私自身サイバーパンクというジャンルは知らなかったのだが、
この作品と同ジャンルとして捉えるならば、
攻殻機動隊が挙げられると思う。
荒廃的近未来におけるSFアクションといった感じだろうか。
この漫画、私にも理解はできていない。何といってもセリフが少ない。
第1巻からして、文字による説明も、キャラによる会話もほぼ無い状態で、
ただ圧倒的な描写だけがつぎつぎと描かれている。
確か、この作者は元建築技師か何かだったらしく、
背景の建築描写がものすごい。
主人公の霧亥(キリイ)は端末遺伝子を求めて、
果てしない建造物の中を、
様々な生物との接触をしながらひたすら「上」を目指す。
霧亥たちは【地上】を知らない。
この作品は、描写から読み取り、想像し、理解する漫画である。
読者に自由に読解させる部分が大きいと思う。少なくとも私は。
「ゴーストハント」
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ゴーストハント (1) いなだ 詩穂 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
復刊ドットコムでも交渉だめだった模様(/_T)
あとはオークションしかないです。
でも、作者小野不由美さんですから売れるとおもうんですが・・・・。
ということで私は原作小説は読んでませんが、
漫画は当初「なかよし」にて連載していたのが、
描写が・・・・ということで打ち切りになりかけたのが
読者の希望により、コミックスのみで出版されることとなった、
ということみたいです。
漫画はいなだ詩穂さんが描いていて、8巻まで発売中(以下続刊)。
内容は題名どおりゴーストハントだが、
そこは小野不由美さん、薄くないです。
ゴーストだから呪文とか不思議な力で徐霊☆ъ(*゜ー^)>♪
とありがちな設定だけではない。
まずはどの依頼も科学的検証から入り、原因を調査していく。
科学的といっても、幽霊の存在は信じてるわけだから、
物理的現象だけが全てだとは考えない。
登場人物も面白い。特にメインキャラの一人、
渋谷一也はなにやら秘密(能力)があるらしい。
原作小説ではその辺がもう大分書かれているというに・・・読みたい・・・。
彼は17歳にして【渋谷サイキック・リサーチ】の所長であり、
かなりの美形。ただ口がすこぶる悪い。
ヒロインの谷山麻衣に、ナルシストのナルちゃんと命名されている。
そして問題の悪霊関連は・・・・・怖いです結構。
今のところ一番びびったのは「浦戸」の調査かな。
(でもウィンチェスターの館には行ってみたい)
私は、ナルと安原生徒会長が好きです。アクがあって。
あと四コマのリンさん・・・。
「CLOVER」
最近TVなどにも出演したりと何かとお目にかかるCLAMP。
数ある作品の中でも、特別好きなのがこの『CLOVER』
あまり漫画とはいえないこの作品、
どちらかというとイラスト集のような感じがある。
1P1Pの構成とか、黒と白のコントラストが美麗で、
なおかつ内容もCOOLでシリアスでファンタジー(?)
な雰囲気が漂っている。
身体に現れるCLOVERの葉の数により強い力を持ち、
それは0~4つ葉まである。
もちろん0なら何の力も無い一般人、
それから一枚増えていくごとに、その印の所持者は激減する。
4つ葉に至ってはこの世に一人だけ。
これはそんな彼女の物語を軸に、物語が展開していく。
CLAMP作品では他に『聖伝』とか好きです。