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カテゴリー「漫画」の記事一覧

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「終末のラフター」/田辺イエロウ


4091242820終末のラフター (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
田辺 イエロウ
小学館 2013-03-18

by G-Tools
「結界師」の作者の最新コミックス。
まず、絵が結界師の時とは違うね。
結界師の時は等身低めだったけど、それと比較するとこの作品は高め。
あと全体的に、青年誌向けな書き方な感じを受ける。
コマ割りとか背景の描き方とか。
でも、やっぱり絵上手いなぁと。
偉そうだけど、バランスとデッサンがしっかりしてるよね。

そんな作者の最新作ですが、1冊完結となっている。
テーマは悪魔喰いだが、あまり宗教観は出さずに、
ダークっちゃーダークだが、イエロウ節のポップ感溢れる作品。
1冊完結の為か、内容はあまり深く掘り下げていなく、
悪魔喰いの設定なども、最低限のことしか描かれていない。
キャラ設定とか素敵なので、正直続刊あってもいいと思うんだけどなぁ。

スティグマの悪魔の印を持ったものは、
人々に災厄をもたらし、生活を脅かし、さらには生を奪う。
必然、人々から忌避され、憎悪される対象に他ならない。
そんな中、1人の悪魔の存在に怯えている街に、
もう一人の2人連れの兄妹が訪れる。
左頬にスティグマの印を宿した兄・ルカ。そしてその妹・ハル。
物語は、その2人が街を訪れたところから始まる。

ルカは典型的な主人公かな。
妹思いの努力型で、スティグマを宿す経緯は悲劇だけど、
普段はそれを感じさせないポジティブとノリの良さで生きてる感じ。
でもその典型的な中で、イエロウ氏のちょっとしたトッピング、
それはセリフであったり、描写であったりが、
良い感じに物語での存在感を確固たるものにしてる気がする。
そしてこの漫画をポップにしている一番の要因である妹のハル。
見た目の幼さもそうだが、ひたすらに兄を信じ着いていく、
兄ちゃん大好きを体現している感じが、なんともほんわりする。

良い意味でこじんまりと纏まった1冊になっているが、
やはりもったいない。
設定詰めればシリーズ化できただろうに。
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この2日間をまとめようか

昨日はようやっと洋服を買いに新宿に。
余力があればPS3お持ち帰りしようと思ったが、
思いのほか洋服買いこんでしまって重くて断念。
車が無いってのはこういう時本当不便だな。
駅前を歩いていると、何か男性が話しかけて来て、
喋っている声が分からんくて、
道を聞いているのか?と聞き返したら、
「いや、あの、ナンパなんですけど」
と言われた。いや、あの、言わせてスマン。
っていうか視力大丈夫か?
人生初のナンパだがもう30手前だぜ?
ナンパじゃないが、大学の時に夜の仕事のスカウト受けたことがあったが、
その時もはぁあ?と思ったものだ。
「金は欲しいがそゆのは結構です」
と素直に答えたが、メガネもかけてたしイメージ程遠いと思うんだが;

帰宅後ネット情報で大変ショックなことが。
魔法士新巻が今月出ることは知っていたのだが、
確かアニメイトのサイト情報で31日発売の特典付きだった気がするのは私だけ?
昨日見たらばそもそも特典付きなんてのはなくて、
さらに発売日は昨日。
し、か、も、
新宿紀伊国屋でサイン会の整理番号配ってたなんて!。・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。
あー落ち込むわー。
サイト見たらばわかるけども、
漫画家として好きな項目に唯一【なるしまゆり】って書いてるんだよ私。
唯一9月に早くも15巻がでるというのは狂喜乱舞だが。
して、新巻14読みました。
うん、分かってた、当時掲載情報うっかりみてしまって、
こうなることは分かってた。
で、でも・・・・!!!
レヴィ!かなり好きだったレヴィ!!!!
お父さんになりたかったレヴィ!!!!!!!
強かで腹黒い感じが堪らなく好きだったんだ。
この先レヴィがいないと考えると・・・・( ┰_┰)
カルノとイブキともっと絡んだシーンが見たかったなぁ。。。
イブキもレヴィに信頼と好意をよせつつあった中で、
ナギによくあのセリフが言えたよなぁ。
直前ラフィトゥに静まれ言われたのが効いてたのか?
いや、ナギとの時間もそれなりに長かったから、
悪として、敵として認識するにはレヴィの言葉もあったりで、
判断で切り捨てることが出来なかったのか。

何にしても、9月新巻は本当喜ばしい。
意識を取り戻したカルノは・・・
事態を理解した勇吹は・・・
まじ気になる!!9月が楽しみすぎる。

そして本日、
昨日ポチったペーパークラフトがお届に。
・1/150 グーチョキパン店
・1/150 サツキとメイの家
(G-Toolsが不調でリンク貼れない;;)
レヴューからするに大分難易度高そうだが頑張る。
なんたって掌サイズだもんな、コレ。
部品が小さいので、一気に作った方がよさそうなので、
作るのはもうちょい後にする。

さーて、今週も仕事ガンバロー。

「水域」(上・下)/漆原友紀

水域(上) (アフタヌーンKC)  水域(下) (アフタヌーンKC)

「蟲師」の漆原友紀さんの最新作!
期待はしていたけども、期待通りな素敵な作品でした(*'ー'*)♪

雨が降らない現実の街と、
雨が降り続ける”夢の村”。
そのすべてを知ったとき、
人々は自分が居るべき場所を悟る。

《カバー帯より》

現実と夢とを行き来する。
これ自体はそんな珍しいネタじゃないけども、
オリジナルな要素を含ませつつ、身近だけどどこか不思議な世界観、
けれどそれは現実とかけ離れたものではなく、
その空気感の表現が秀逸だと思った。
そう、この空気感が一番好きなところだ。
もの言わぬ表情とか、風景画のラフ描きのような背景。
絵がどんなに上手くても、空気感を描くというのは中々に出会えない。
雰囲気とか登場人物の感情とかは感じられても、その世界の空気感はね。
過去となった村と、
過去と現実とで生きる存在と、
夢の中での懐かしい風景。
読んでいてもどこか懐かしい気分にさせられる。
そして田舎ってすばらしい。
昔は祖父母の田舎へ夏休みに一週間程泊まりに行ったものだけど、
それも中学あがるころには途絶え気味に・・・・
親戚が多いため、賑やかだったなぁ。
昨年祖父が亡くなり、祖母もこちらに来ているので、
田舎の家にはもう誰も住んでいないが、
途絶えてあまり行かなかった近年を後悔している。
稀に行く度に、玄関のドアを開けた瞬間、
椅子に坐ってこちらを見た嬉しそうな祖父の顔を、昨日のことのように覚えている。
亡くなる直前となった年末年始にたまたま顔を出しに行ったのが
私にとってのせめてもの救い。
そうえいば、祖父母の家は、山のてっぺんにあるんだが、
そこももともとは海の中だったらしく、
散歩すると平ったい板みたいな石がそこかしこにあった。
貝の化石とかごろごろ転がってたし。
ちょっと車でいったところなんかには、
恐竜の足跡とかが道路沿いの壁面にあったり。
結構な田舎を持ったものだと今更ながらに想う。
そもそも山のてっぺんて・・・・家10個あるかないかだぜ?
小学生の頃、子供ながらに、
今いるこんな山の高いところが海の中だったと想像すると、
その想像だけでとてもわくわくしたのを覚えている。
作中で、水は本来怖がって然るものだと父ちゃんが言っていたけども、
確かにその通りだと思う。
別に私は金槌とかではないが、状況によって姿かたちを変え、
時に脅威となって襲いかかる水は本来は恐怖の対象なのだろう。
と同時に、神秘的、畏怖、不可解さを内包した、
創造物の対象としては魅力に溢れたものだ。
「水域」、境界のあやふやな不確かな領域。
改めて、読んでいて心地よかったです。
あ、私的に清子ばぁとと竜巳じいさんの若いころの純粋な好意がなんかよかった(〃∇〃)

「CHRONO CRUSADE」/森山大輔

クロノクルセイド 1 (ヤングキングコミックス) クロノクルセイド 2 (ヤングキングコミックス)

検索しても出てこなかったから、多分この作品書いたことないと思う。
何か書いたような気もするんだが…。

数年前のアニメ放送で知ったこの作品。
最初の方は、よくあるネタだなーとか思っていたのだけど、
クロノとロゼットの関係とかクロノのキャラとか、
美形牧師とか、病んだ弟とか、不幸結末臭とか、
最終回とか泣かされたし。
私的にクロノの声が石田彰氏で凄く良かった。大好きです。
牧師の声が速水奨氏なのは良過ぎた(´▽`)。
で、結末がどうやら原作コミックと違うと聞き、
気にはなりつつ数年が経ち、この度新装版が出たので購入。
全8巻と巻数もそんなに多くなく、
ストーリーが滞らずテンポよく進むのがいい。

内容は、シスター・ロゼットが、
クロノと共にエクソシストとして悪魔退治をするというもの。
メイン要素としては、
・クロノは悪魔である。ただし力の源の尖角【ホーン】を失っている。
・ヨシュアは奪われたクロノのホーンによって力を得、本来の自分を失った。
・アイオーンは、クロノのかつての同士だが、ホーンを奪った敵である。
・ロゼットがもっている時計は、クロノとの契約の証である。
・時計の封印を解く度にクロノは一時的に力を取り戻すが、
 その分ロゼットの寿命を削っている。
・クロノの目的はアイオーンを倒しホーンを取り戻すこと。
・↑ヨシュアも救いたいし、自身の止まった時間も取り戻したい。
・ロゼットの目的は、ヨシュアを取り戻すこと。
アニメの最終回は何度見ても泣かされる。
原作の最後はまだ詳細は知らないので、刊行が待ち遠しい。
同作者の現在連載中の「ワールドエンブリオ」も面白いと聞いたので、
今度買ってみようかなと思っている。

明日は友人とカラオケ。
これが最後か、あと一回くらいいけるか、
もう残り少なくなってきたので、遊びまくりたい。
明日購入決定なのは、飯島和一・著『神無き月十番目の夜』。
何か随分昔にチェックした覚えがあるものの、
今日本屋で見つけるまで忘れていた…
きっと面白いぜーコレ。

「ゴーストハント」10巻

先日のエイプリルフールでの冗談半分のことではご心配頂き有難うございます!
ひっさしぶりの普通な更新ゆきます!!

ゴーストハント 10 (10) (講談社コミックスなかよし) ゴーストハント 10 (10) (講談社コミックスなかよし)
いなだ 詩穂


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9巻の時の延期よりも、発売予定日を数ヶ月遅れての待ってましたの新刊。
最終章…か。
小説版が絶版なんだからせめて漫画版は続けて欲しかったのに;;
にしても面白いよなぁ~。小説で呼んでも絶対面白い。
講談社~お願いだから復刊させてーーーーーーー((o(>皿<)o)) キィィィ!!

前回の事件での傷がまだ癒えきってない時間軸からのお話スタート。
ナルが事務所を開いている目的が明らかに。
私ね、ゴーストハントに関しては漫画外からの情報はシャットアウトしているつもりなのよ。
原作情報とかね。
でもただ1つ、この新刊ででてきた兄の存在に関してはうっかり見ちゃってたりする。
まぁ、いる、程度のもんだけども。
えぇっと…一応続き隠しとくわ。

・・・つづきはネタバレ

  

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自己紹介:
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