吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
- 2025.05.16 [PR]
- 2006.09.21 セルラー
- 2006.09.12 イベント・ホライゾン
- 2006.08.24 フォーガットン
- 2006.08.18 サウンド・オブ・サンダー
- 2006.08.10 エミリーローズ
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セルラー
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セルラー クリス・モーガン デヴィッド・R・エリス キム・ベイシンガー アミューズソフトエンタテインメント 2005-08-26 by G-Tools |
女の人が突然誘拐されて、
偶然奇跡的に繋がった電話の先の赤の他人に助けを求め、
さらにその相手が乗ってくれるという設定に無理を感じて、
当初関心はなかったのが、
あるブログで意外に面白かったという感想を見て、
レンタル屋へ行くたびに気にはしていたのを、この度鑑賞。
いや、本当に面白かった!!
展開は早いし、登場人物は面白かったり凄かったりで、
最後まで突っ走って見せてくれたよ。
ネックだと思っていた赤の他人が手助けに協力する経緯も、
そう不自然さも無く流れに沿っていたと思う。
主人公の、迷惑的に巻き込まれる青年の奮闘っぷりというか、
慌てっぷりというか、あはは、スゲーなおい!?って感じに笑った。
ママさんもかなり、というか相当ツワモノで、何気に一番脅威じゃ…
怯えてキャーキャー行っているのに、すること半端ねぇ。
生物学者だから体の急所が分かるのは理解できるとして、
序盤粉々の電話を直せたのは一体どういう知識をお持ちで;
久しぶりに当たりを引いた気分♪面白かったv
イベント・ホライゾン
私はSFスペースものが好きだが、
面白いと自ら豪語できるものは、大抵小説内に止まっている。
特にハードSFになると、それを扱った映画そのものが少ない。
レンタル屋に行っても、
ほとんど当たりのないスペースオペラの類の棚から、
手に取ることはあっても、
それがレジにまで持ち込まれることはそうない。
でもここのところSF小説に塗れていた為か、
やっぱり映画でもこのジャンルを見てみたいと思ったりする。
そして久しぶりに借りてきたスペースもの。
7年前に消息を絶った超深度宇宙探査船イベント・ホライゾン号。
突如その船の反応が探知され、
極秘裏にその救助に向かうことになったクルーと一人の博士。
ホライゾン号は、重力制御による航行システムを搭載しており、
その開発を行ったのが博士であった。
海王星に辿り着いた一行は、無傷と思われる目的の船を発見し、
内部調査へと向かうが――――
「ジュラシック・パーク」のサム・ニール氏が出てた。懐かしい…
あのね、前半は面白かったよ。
でも後半あの展開はないでしょ。
冒頭のあの論理的っぽい話からいきなり空想ホラーはちょっと…
もともとSFスペースものは、このジャンルというだけで
B級ものだというのが確定されるのが常であるのは承知だったが、
サイコスプラッタホラー的な展開はあんまりだ。
宇宙が舞台だと、そりゃ事故だったり誤作動だったりで、
傷を負ったり死人が出たりするのは必然さも感じるけど、
これはもう最後の方なんかはただのスプラッタホラーだった。
せめて重力場を発生させて移動した場所が宇宙で、
そのまま論理展開でSFしてればよかったのに…。
あ、あと、重力制御装置なんかが作れるほどの技術世界なのに、
なんで宇宙船内部があんなアナログ感溢れてるんだ?
もっとスマートな内部構造であっていいと思うのだが。
SFスペース映画を悲嘆してはいるものの、
面白かったものもいくつかあるのよ。
まぁ、あくまで主観なので参考にはならないけどね。
【ミッション・トゥ・マーズ】米・2000年・114分
結構前に見たものだけど、面白かった。ゲイリー・シニーズ氏が何気に好きで、最後はファンタジーっぽい気もするけど、それでもちゃんとSFしてる映画だと思う。少なくとも途中でSFとか宇宙とかが要を成さない痛い展開よりはよほど。ここんとこ多いよね。SFに限らず、ただグロくすりゃ面白いだろ的な映画が。
【スーパーノヴァ】米・2001年・91分
正直たるいのは否めないのだけど、9次元の物体というネタにだけ惹かれた。ただ、それが突きつけられただけで、一切の説明が省かれていたのは恒例というか怠慢というか。良くわかんないけど凄いもの、ってことだけ表現して、むしろ設定もないんじゃないかと思う。他内容あまり記憶してない為、本当に9次元の物体しか思い出せなかったりする。
誰か面白いSFスペース映画作らないかなぁ。
ホーガン原作の映画とかないのかな。
でも原作ファンとしてはそれも微妙なんだよな。
読者が納得する映像化なんて特にこのジャンルは難しい気がする。
でもいつかは見てみたい、面白いSFが。
フォーガットン
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フォーガットン ジュリアン・ムーア ジョセフ・ルーベン ゲイリー・シニーズ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-11-29 by G-Tools |
あらすじを読んでそれなりに面白そうだったので借りて見た。
この映画のCMやっていた頃は、すでに冒頭のネタはありがちなものだったから、
まさか同じにはしまい?ということで鑑賞。
初めの方は結構面白かったのね。
息子の存在を妄想する病気だと言われる主人公と、
それを病気だと前提して接する夫と周りの人物たち。
しかし、自分と同じ状況の男性の登場と共に、
国家安全保障局から追われる身となる彼らに、しだいに疑問が湧いてくる訳なんだが、
何故子供の記憶が無かったのか?
何故安全保障局がでばり、さらに自分達は追われるのか?
てところまではそれなりに面白かったんだよ。
でも、途中から想定できる結末にそのまま直進してしまって、
しかもそのオチネタは、私の中で一番やっちゃいけないものであって;
さらにこの映画で訴えてる「親子の絆」が、ちょっと・・・・
今更このネタで訴えるのは如何なものかと。
一応【敵】なるものの目的自体しょぼ・・・・・
ありきたりながら面白かったと思う。
サウンド・オブ・サンダー
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サウンド・オブ・サンダー デラックス版 エドワード・バーンズ レイ・ブラッドベリ ピーター・ハイアムズ ジェネオン エンタテインメント 2006-07-21 by G-Tools |
番組などで宣伝している時期に見た限りでは、
変えてはならない過去への侵した小さなミスが現代に及ぼす影響を論理的に描いた、
どちらかというとアクション要素よりもストーリー展開がメインな映画だと思っていました。
こう、もっと論戦や会話による激戦やら推測が飛び交った、ハードSFだとね。
その期待と予想を跡形も無く崩してくれましたよ(ーー;)
エミリーローズ
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エミリー・ローズ デラックス・コレクターズ・エディション ローラ・リニー スコット・デリクソン トム・ウィルキンソン ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-07-19 by G-Tools |
CMを見て、「エクソシスト」だなと思っていたのだけど、
「エクソシスト」の方は本編のほぼ全てが悪魔祓いだったのに対し、
「エミリーローズ」はその悪魔祓いに関する法的証言の立証を焦点として作られていた。
私はどの宗教にも属していないが、
悪魔とか幽霊とか信じてはいない…はず…;
幽霊の類の話が怖いのはまた別の話ということで。。。。
こういうケースは世の中に実際に存在しているようで、
悪魔祓い【エクソシスト】に依頼される悪魔憑きの症例は、
実際には精神や神経の病であることがほとんどな中で、
およそ2%の確立で悪魔の所業だと認められるケースがあるそうな。
といってもこれはとある漫画に書いてあったことなのだけど。
映画は、目的が裁判での立証及びエクソシストの神父の無罪な為、
エミリーの症状や起きた出来事以外は、静かに話が進行する。
つまらなかった訳ではないが、かといって面白かったとも言えない。
ただ、退屈することはなく、最後までは見させる映画だとは思う。