吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
- 2025.05.16 [PR]
- 2006.06.06 ペイル・コクーン
- 2006.05.23 今、そこにいる僕
- 2006.04.28 ラストエグザイル
- 2006.03.22 ふしぎの海のナディア
- 2006.03.16 ノエイン noein
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ペイル・コクーン
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ペイル・コクーン/吉浦康裕 吉浦康裕 中尾みち雄 川島美菜子 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
およそ23分の短篇アニメーションながら、
一年かけてお一人で制作されたにも関わらず、
クオリティは最高でした!!
あらすじなどは公式サイトSTUDIO六花にてご覧になってください。
もう、OPからして私のツボをおしまくりな映像美で、わくわくしながら見させてもらいました。人物は2Dで描かれているものの、背景や建物は3Dも駆使していて、デザインが素晴らしく、カメラワークも上手く効果を出していました。
全体な雰囲気としては静寂と閑散な設定を持ちながら、作り過ぎない、影響しすぎないサウンドが、映像にマッチしていて、アクション性はないものの、不思議な神秘な感覚は存分に味わえます。
遥か未来の記憶も及ばない世界の話――
どうやら海外で売れてるようです、このDVD。
もう1つ「水のコトバ」という短篇も入っているのですが、
映像としてもストーリーとしても「ペイル・コクーン」とは異なる作品で、
コチラはユーモアのある違った面白さを持ったアニメーションでした。
吉浦康裕氏の今後の活躍にも期待します!!
そういえば、個人製作のアニメーションといえば、
当時有名になった「星のこえ」がありますが、
TVで宣伝される内容に全く惹かれなかったので見てないです。
映像としては個人製作ということで見てみたいとは思ったのだけど、
ストーリーというかネタにそれほど魅力を感じなかった。
その続編に当たる「雲の向こう、約束の場所」がBSで放送された時、
実は録画していたものの、結局見ずに削除してしまった;
録画したということは、見るつもりだった、のだけど…;
兎にも角にも、こういった人たちが今後どんどん出て欲しいと思います。
そして、レギュラー放送されてる一部の(面白くない)アニメ制作者も必見。
今も放送している(と思われる)アニメを観た妹が、
あまりにくだらないのと、ありきたりも極まった内容と、
オリジナリティの欠片もない登場人物(特に主人公)に、「見て!!(笑)」
と言い、偶然にもとある回の放送を見た私は、
と妹が言っていたアニメが、今自分が目にしているものだとすぐ分かってしまった。いくら夕方の子供向けだといっても、いくら原作が少女漫画雑誌○○○に連載している作品といっても、あまりにどうかと思うアニメでした・・・・;子供向けアニメとしても、もっとマシなものを選ぼうよ・・・・・。とか思ったり;「これだ!!; ̄ロ ̄)!!」
今、そこにいる僕
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今、そこにいる僕 TV-BOX 名塚佳織 大地丙太郎 岡村明美 ジェネオン エンタテインメント 2005-09-22 by G-Tools |
果たして知っている人がいるだろうか;
既に放送から7、8年程経過している、かつてwowowで放送されていたアニメーション。
今はもう無いみたいだが、以前はwowowにノンスクランブルのアニメ枠があって、
結構多くの作品が放送されていたのだけど、
あぁ、なんか今も微妙にあるみたい…
何か電撃文庫あたりから一部視聴者のウケを狙った作品のアニメ化になってる模様。
ちなみに私が始めてこのwowowでアニメなんぞをしているのを知ったのは、
「アークザラッド」のアニメが放送しているのを偶然見てから。
しかも、その偶々見た回がかなり衝撃的だった為、
私の認識としては、wowowではシリアス・ダークな作品を放送する場なんだ、と。
ちょうど「アークザラッドⅢ」のCMも入って、元がゲームだということを知る。
で、私が見たシーンは吃驚ですよ!!
仮にある人物が仲間や友人を殺さなくてはならないストーリーというのは他にも見る。
でも、その手段が自らが涙を流しながら首を絞めて殺す、だった為、衝撃でしたよ。。。
剣や魔法がある世界設定で、あえてこの手段を取ったコトにエグさ倍増。
その後もいくつか作品観ましたね・・・・・
「ワイルドアームズ」「人形草子あやつり左近」「妖しのセレス」「ストレンジ・ドーン」など。
「あやつり左近」は最後のお家騒動の話が微妙に面白かっただけで、他はつまらなかった。
「セレス」は漫画を大分端折って最後までしたから、これまた展開が微妙。血がどばー;
なんか面白くなくても結構見てるの、私。空いた時間にぽけ~っと見たり。
で、「今、そこにいる僕」だが、放送予告でCMで流れているのを見て、
私は宮崎アニメみたいな感じの平和な少年青春作品だと予想していたのよ。
絵的にも素朴な?感じで、
きわめてカワイイ女の子とかカッコイイ男の子の描写はなかった。
普段シリアス・ダークを好む私でも、宮崎作品は好きだし、
たまには心穏やかに見るのもイイネ、と。
そんな私の期待を見事に裏切ってくれたこの作品。
第1回の放送の初めはそりゃぁ穏やかで青春の漂う感じではあった。剣道とかしてたし。
しかし、その1回目の話の終わりの方で銭湯の煙突のてっぺんに腰掛ける少女と、
その少女に話しかける少年――――を、突然現れた上官らしき女性と、
乗り物に乗った男兵士ら数人が空間ごと掻っ攫っていきました(゜Д゜)??
ただ、この段階ではまだ序章も序章、予想だにしないストーリーが展開されていきましたよ。
いきなり別空間へと転送させられた少年シュウは、
【ヘリウッド】という軍のような組織が脅威でもって周囲の村や町、
人々を制圧する荒んだ世界を見る。
この飛ばされた世界では極度の慢性的な水不足に襲われていて、
シュウと共に飛ばされた少女ララ・ルゥは、その水を生成する能力を持っていた。
その為【ヘリウッド】の兵士が捕らえにやってきたのだった。
とりあえず彼女と共に逃げるも、彼女は捕われ、シュウもまた捕まってしまう。
シュウの現実とはおおよそかけ離れたその世界で、無理やり連れて来られ、
子供ながらもいずれ自分たちの村へ帰るという約束を胸に銃を手に戦う者たち。
ララ・ルゥを助け出す為に彼らと共に一時は行動するが――――
えぇと・・・あまりつっこんじゃいけない気がするストーリー;
夜の7:00に放送していたアニメとしては、残酷な描写が多く、
【ヘリウッド】のトップのハムドのイカレっぷりは凄かった。
このアニメのテーマは分からん;なんかこうムリ展開やキャラ設定が。
中盤はちょっとあまり意味の無いたるい話が続いたが、
まぁ、その他に関しても鬱気味な展開で、決して明るくはない。
明るいといえば、主人公が単純バカなので、一部暗くない場面もあるが。
まぁ、私は結構楽しんだ方なんですが;ナブカという少年兵が好きだったな。
そんな私でも中盤のシュウとララ・ルゥの2人行動のときはチョット中身の無さが目に付いたが。
あと、音楽が好きだった。内容が内容だから、悲劇~な音楽も多いのだけど、
最終回でシュウが行動を起こす時に流れるドラムとかパーカスの音がカッコイイ♪
よくいろんな番組でも、この作品のサウンドは使われてましたよ。
家はwowow加入してないので、有料放送は見れません;;
ラストエグザイル
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ラストエグザイル No.01[通常版] 千明孝一 浅野まゆみ 斎藤千和 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
深夜枠で、毎週放送されていたにも関わらず、
映像はCGが駆使され、速度感のあるシーンも多い。
まぁ、その分お金の時間もかかったようで、
続編を作りたいという声もあったものの、
当分はムリだとされているようだ。
ヴァンシップという飛行機械で繰り広げられる
空中演技や戦闘は文句なしにカッコよかった。
キャラクターの顔が全く崩れないとはいかなかったが、
全体を通して、週間放送でコレだけやれたら十分な映像だったと思う。
私がお気に入りなキャラは白髪オカッパっ子のディーオです( ̄‥ ̄)=3
世界は自分を中心に回ってるかのごとく振舞う
彼の行動に拍手を送ります。
そして、シルヴァーナ内における誕生日などの彼の反応に、
愛が芽生えます。
続編が作られるなら見てみたいものの、
このファーストシリーズで出番を終えた方がちらほらいるのが悲しい…
なんだか暖かい日がちらほらありますが、それと同時に虫もちらほら…
私は虫が全くダメで、網戸に虫が引っ付いているのを見て、
「あぁ、今年もとうとうこの時期が来たのだな…( ┰_┰)」と嘆いています。
今日は車に乗りながら、
フロントガラスの向こうに大量の虫が群れているのを見て、
「例え今この瞬間に、宇宙人により地球侵略があったとしても、
絶対車外には出るまい…」
と堅く心に誓ったのであります。
ふしぎの海のナディア
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ふしぎの海のナディア VOL.1 鷹森淑乃 日高のり子 水谷優子 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
幼稚園か小学生の時だっただろうか、
ハッチが母ちゃんを探していることしか覚えていない。
その後は、夏休みに放送されていた「少年アシベ」
「タッチ」とかが記憶にある。
ただ、私が好んで見ていたのは「ドラゴンボール」。
GTまで確か見切ったはず。
テンポはすこぶる悪かったな;
いつまで戦ってんのだ!?とかよく思っていたよ。
一話一話で進む時間の短いこと。
悟空が時間の流れの異なる空間で修行して
敵に備えていた話の時なんかは、いったいいつ出てくるのか、
ともどかしくなっていたり…
途中から「セーラームーン」の存在を知り、見始めたんだな。
ウチは、両親も見るアニメというのがあって、
特に父などはアニメなんぞ普段は見ないのに、「るろうに剣心」と
「HUNTER×HUNTER」は積極的に見ていた。面白いと言って( ̄ー+ ̄)
母に関しては、結構アニメは好きのようで、
私や妹が見ていた、またはレンタルして見た作品を結構覚えていて、
しまいには単語まで出してくるほど。無関心だと思っていたのに驚きよ。
流石に「トライガン」のヴァッシュの名を覚えていたのには
びっくりしたが( ̄□||||!!
「蟲師」は母も気に入って、私が録画しておいたものを、自ら見ていたよ。
「ふしぎの海のナディア」はもう何度も再放送もされたが、
当時リアルタイムで見ていた作品。
冒険モノかつ、シリアスな展開も有りで、とても面白かった。
ただ、途中制作スタッフが一部変わって作られた
【無人島編】は楽しめなかった方。。。
クルーの一人がやむなく船内で見殺しにしなくてはならないシーンで、
はじめ「平気だよ」と口にしていた本人が、
いざ本当に死んでしまう瞬間が来ると、
助けを求めてしまう声には、
他のクルーの慟哭も相まって、かなりツライものだった。
そして最終回に向けて走り出した時には、シリアスの連続で、
さらに伏線が徐々に解かれていって、ジャンのあのシーン。
当時の私には衝撃的だった。
でも、その他、
メインになるのはギャグっぽい明るいお馬鹿話盛りだくさんで、
ナディア、ジャンをはじめ、キング、マリー、サンソン、ハンソン、グラディス、
そしてネモ船長、エレクトラなどが
個性豊かに描かれる日常は明るく楽しい。
制作しながらスタッフ側も冒険していた作品のように思う。
何度も何度も見ているのに、
TVで映像が流れると、つい目をとめてしまう作品です♪
ノエイン noein
オンラインで無料視聴が可能で、
DVDの発売、レンタルもされているアニメーション。
私は不連続に3,4回しか見ていないので、話はよく分からないのだが、
常に無料視聴できる1話目からして、かなり面白そうな作品。
1話目以降は、最新話のみUPしてから1週間ほど
無料視聴可能となっている。
今から15年後、
高度な科学力によって発達した未来の1つである【ラクリマ時空界】。
そして、均衡を保つ彼らに対し、それを崩そうとする【シャングリラ時空界】。
次第に規模を拡大する衝突に、押され気味のラクリマ。
ラクリマは、現状打破の為、
15年前に存在する【龍のトルク】を探す命を、
竜騎兵であるカラスらに下す。
カラスらがいる現実より15年前の函館…
12歳の少女ハルカ、幼馴染の少年ユウ、そして友人たち。
15年の時を超えて、二つの時空の人間が接触する―――
まず、公式にもあらすじに書いてあるので、ばらしてしまうと、
カラス=ユウである。
ハルカたちがいる現実の未来の1つの形に存在するカラスたち。
カラスは、ユウの15年後の1つの形だった。
内容は結構設定は細かく、なおかつシリアス有りで、SF。
なんせ本編をさほど見ていないので、なんとなくの推測だが、
量子力学とか時空の歪みとかが云で、
きちんとバックヤードが固められている設定が、大変私好み。
自分の未来の姿であるカラスに嫉妬するユが可愛かったり、
カラスたちの戦闘シーンはカッコイイし、
ひたすらハルカを守ろうとするカラスにさらにキュンとなる。
気になる人は、まず1話目を見てみよう。