吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
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『屍鬼』
これはハード版で買うとものすごい分厚い本だが、
1、2年前に文庫で出たのを購入。
始めは多少退屈な感じだが、中間から後半にかけて
ばばばっと怒涛のように物語が進んでいく。
過酷になっていく状況下における人間の理性の崩壊と選択の様子が、
読んでいてドキドキさせられた。
いや、少し怖かったかも・・・・(ーー;)
作者の小野不由美さんはあの「十二国記」で有名だが、
私はこのシリーズを読む前に「魔性の子」を読んでいた。
出版社は異なるものの、繋がりのある作品である。
どちらを先に読むのがいいかは何とも言えないが、
私はこの読み方でよかったと思う。
こちらの順番だと「十二国記」の情報が無い分、
「魔性の子」の面白みが増していると思う。
私はミステリーとして楽しめた。
まぁ最後の方多少意味が分らんのは仕方がないとして。
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