吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
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『星界の紋章』
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星界の紋章〈1〉帝国の王女 森岡 浩之 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
田中芳樹氏の『銀河英雄伝説』を取り上げたが、
こちらもまた変わった感じの物語。
☆星界の紋章Ⅰ 帝国の王女
☆星界の紋章Ⅱ ささやかな戦い
☆星界の紋章Ⅲ 異卿への帰還
★星界の戦旗Ⅰ 絆のかたち
★星界の戦旗Ⅱ 守るべきもの
★星界の戦旗Ⅲ 家族の食卓
★星界の戦旗Ⅳ 軋む時空 (以下続刊)
*星界の断章Ⅰ(短編集)
森岡氏が言語が好きだということで、
この作品、オリジナル言語まで作られています。
きちんと構成の法則を独自に作り出し、
しかもよりスマートに言語のやり取りができるように考えて作ったと
コメントしていたと記憶している。
この作品、設定が多く、階級や特徴的な氏族、勢力や様々。
氏族に至っては、かなり個性的なものが多く、
しかもアーヴとして生まれると、
遺伝子操作によって、髪は青系統で、容姿端麗となっている。
ここのところが、主人公ジントには困るところであって、
生粋のアーヴでない彼は、髪が茶色なため、
周囲から変な目でみられてしまう。
見た目は明らかにアーヴではないのに貴族であるからである。
ちなみに、アーヴによって侵略された惑星国家は多いが、
その殆どがアーヴを快く思っていない。
当たり前といえば当たり前だが、ジントはその影響を少なからず受け、
アーブの服を着ているだけで、
アーヴ以外からは嫌われてしまうという…。
もちろん絶対ではないが。
あと、面白いのが通常宇宙における平面宇宙の存在。
その中では、宇宙船は時空泡という空間を作らないと存在できない。
よって、平面宇宙内で戦闘行動をするときは、
まず敵艦と時空融合を果たしてからその空間内ですることになる。
もちろん通常宇宙においても戦闘は行われる。
ストーリー展開も面白いが、氏族らの性格が面白い。
要するにに変わっている。
同じアーヴからも変人と謳われる一族もいる。
スペースオペラ好きにはオススメの一本(^ー^* )♪
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