吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
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今、そこにいる僕
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今、そこにいる僕 TV-BOX 名塚佳織 大地丙太郎 岡村明美 ジェネオン エンタテインメント 2005-09-22 by G-Tools |
果たして知っている人がいるだろうか;
既に放送から7、8年程経過している、かつてwowowで放送されていたアニメーション。
今はもう無いみたいだが、以前はwowowにノンスクランブルのアニメ枠があって、
結構多くの作品が放送されていたのだけど、
あぁ、なんか今も微妙にあるみたい…
何か電撃文庫あたりから一部視聴者のウケを狙った作品のアニメ化になってる模様。
ちなみに私が始めてこのwowowでアニメなんぞをしているのを知ったのは、
「アークザラッド」のアニメが放送しているのを偶然見てから。
しかも、その偶々見た回がかなり衝撃的だった為、
私の認識としては、wowowではシリアス・ダークな作品を放送する場なんだ、と。
ちょうど「アークザラッドⅢ」のCMも入って、元がゲームだということを知る。
で、私が見たシーンは吃驚ですよ!!
仮にある人物が仲間や友人を殺さなくてはならないストーリーというのは他にも見る。
でも、その手段が自らが涙を流しながら首を絞めて殺す、だった為、衝撃でしたよ。。。
剣や魔法がある世界設定で、あえてこの手段を取ったコトにエグさ倍増。
その後もいくつか作品観ましたね・・・・・
「ワイルドアームズ」「人形草子あやつり左近」「妖しのセレス」「ストレンジ・ドーン」など。
「あやつり左近」は最後のお家騒動の話が微妙に面白かっただけで、他はつまらなかった。
「セレス」は漫画を大分端折って最後までしたから、これまた展開が微妙。血がどばー;
なんか面白くなくても結構見てるの、私。空いた時間にぽけ~っと見たり。
で、「今、そこにいる僕」だが、放送予告でCMで流れているのを見て、
私は宮崎アニメみたいな感じの平和な少年青春作品だと予想していたのよ。
絵的にも素朴な?感じで、
きわめてカワイイ女の子とかカッコイイ男の子の描写はなかった。
普段シリアス・ダークを好む私でも、宮崎作品は好きだし、
たまには心穏やかに見るのもイイネ、と。
そんな私の期待を見事に裏切ってくれたこの作品。
第1回の放送の初めはそりゃぁ穏やかで青春の漂う感じではあった。剣道とかしてたし。
しかし、その1回目の話の終わりの方で銭湯の煙突のてっぺんに腰掛ける少女と、
その少女に話しかける少年――――を、突然現れた上官らしき女性と、
乗り物に乗った男兵士ら数人が空間ごと掻っ攫っていきました(゜Д゜)??
ただ、この段階ではまだ序章も序章、予想だにしないストーリーが展開されていきましたよ。
いきなり別空間へと転送させられた少年シュウは、
【ヘリウッド】という軍のような組織が脅威でもって周囲の村や町、
人々を制圧する荒んだ世界を見る。
この飛ばされた世界では極度の慢性的な水不足に襲われていて、
シュウと共に飛ばされた少女ララ・ルゥは、その水を生成する能力を持っていた。
その為【ヘリウッド】の兵士が捕らえにやってきたのだった。
とりあえず彼女と共に逃げるも、彼女は捕われ、シュウもまた捕まってしまう。
シュウの現実とはおおよそかけ離れたその世界で、無理やり連れて来られ、
子供ながらもいずれ自分たちの村へ帰るという約束を胸に銃を手に戦う者たち。
ララ・ルゥを助け出す為に彼らと共に一時は行動するが――――
えぇと・・・あまりつっこんじゃいけない気がするストーリー;
夜の7:00に放送していたアニメとしては、残酷な描写が多く、
【ヘリウッド】のトップのハムドのイカレっぷりは凄かった。
このアニメのテーマは分からん;なんかこうムリ展開やキャラ設定が。
中盤はちょっとあまり意味の無いたるい話が続いたが、
まぁ、その他に関しても鬱気味な展開で、決して明るくはない。
明るいといえば、主人公が単純バカなので、一部暗くない場面もあるが。
まぁ、私は結構楽しんだ方なんですが;ナブカという少年兵が好きだったな。
そんな私でも中盤のシュウとララ・ルゥの2人行動のときはチョット中身の無さが目に付いたが。
あと、音楽が好きだった。内容が内容だから、悲劇~な音楽も多いのだけど、
最終回でシュウが行動を起こす時に流れるドラムとかパーカスの音がカッコイイ♪
よくいろんな番組でも、この作品のサウンドは使われてましたよ。
家はwowow加入してないので、有料放送は見れません;;
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