吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
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イベント・ホライゾン
私はSFスペースものが好きだが、
面白いと自ら豪語できるものは、大抵小説内に止まっている。
特にハードSFになると、それを扱った映画そのものが少ない。
レンタル屋に行っても、
ほとんど当たりのないスペースオペラの類の棚から、
手に取ることはあっても、
それがレジにまで持ち込まれることはそうない。
でもここのところSF小説に塗れていた為か、
やっぱり映画でもこのジャンルを見てみたいと思ったりする。
そして久しぶりに借りてきたスペースもの。
7年前に消息を絶った超深度宇宙探査船イベント・ホライゾン号。
突如その船の反応が探知され、
極秘裏にその救助に向かうことになったクルーと一人の博士。
ホライゾン号は、重力制御による航行システムを搭載しており、
その開発を行ったのが博士であった。
海王星に辿り着いた一行は、無傷と思われる目的の船を発見し、
内部調査へと向かうが――――
「ジュラシック・パーク」のサム・ニール氏が出てた。懐かしい…
あのね、前半は面白かったよ。
でも後半あの展開はないでしょ。
冒頭のあの論理的っぽい話からいきなり空想ホラーはちょっと…
もともとSFスペースものは、このジャンルというだけで
B級ものだというのが確定されるのが常であるのは承知だったが、
サイコスプラッタホラー的な展開はあんまりだ。
宇宙が舞台だと、そりゃ事故だったり誤作動だったりで、
傷を負ったり死人が出たりするのは必然さも感じるけど、
これはもう最後の方なんかはただのスプラッタホラーだった。
せめて重力場を発生させて移動した場所が宇宙で、
そのまま論理展開でSFしてればよかったのに…。
あ、あと、重力制御装置なんかが作れるほどの技術世界なのに、
なんで宇宙船内部があんなアナログ感溢れてるんだ?
もっとスマートな内部構造であっていいと思うのだが。
SFスペース映画を悲嘆してはいるものの、
面白かったものもいくつかあるのよ。
まぁ、あくまで主観なので参考にはならないけどね。
【ミッション・トゥ・マーズ】米・2000年・114分
結構前に見たものだけど、面白かった。ゲイリー・シニーズ氏が何気に好きで、最後はファンタジーっぽい気もするけど、それでもちゃんとSFしてる映画だと思う。少なくとも途中でSFとか宇宙とかが要を成さない痛い展開よりはよほど。ここんとこ多いよね。SFに限らず、ただグロくすりゃ面白いだろ的な映画が。
【スーパーノヴァ】米・2001年・91分
正直たるいのは否めないのだけど、9次元の物体というネタにだけ惹かれた。ただ、それが突きつけられただけで、一切の説明が省かれていたのは恒例というか怠慢というか。良くわかんないけど凄いもの、ってことだけ表現して、むしろ設定もないんじゃないかと思う。他内容あまり記憶してない為、本当に9次元の物体しか思い出せなかったりする。
誰か面白いSFスペース映画作らないかなぁ。
ホーガン原作の映画とかないのかな。
でも原作ファンとしてはそれも微妙なんだよな。
読者が納得する映像化なんて特にこのジャンルは難しい気がする。
でもいつかは見てみたい、面白いSFが。
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COMMENT
無題
この映画、多分今まで見た中で一番恐怖した映画です・・・。何故って映画館で見てしまいましたから・・。目玉のシーンとか「ギャー」って感じでした。ストーリーなどそっちのけで恐怖してました。確かに恐ければよいってものじゃありませんよね。でもB級映画、私は結構好きですv
Re:無題
でもshinobiだとヤフー側と交流しにくいですよね。
shinobiが禁止単語に入ってるからコメントする際URL入力できないし、その他でも入力できない部分が多くあるようだし。
映画、映画館で見たんですか!
私当時知らなかったです、この映画の存在。
CMしてたかなぁ。
私が今までに一番恐かったのは「0:34」かな。
オススメはもちろんしないけど、これはビビリましたTT
ちなみに私もB級結構好きです。