吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
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『ラインの虜囚』
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ラインの虜囚 田中 芳樹 講談社 2005-07-07 by G-Tools |
途中少しブランクがあったが読了。
講談社の〈ミステリーランド〉シリーズなので、やはり分かりやすく、
複雑な構成にはなっていない。
やっぱり田中芳樹さんはテンポがいいのが面白いと思う。
この作品は長くはないし、後半におけるテンポは軽快♪
父を亡くし、絶縁状態だった祖父の元、パリを訪れた少女コリンヌ。
自分を孫だと認める条件に、
既にこの世にいないナポレオンの生死を確かめて来ることを出され、
そのナポレオンが捕らえられているという
【双角獣の塔】へ真偽を確かめるために仲間を探し始める。
コリンヌが見た真実とは――――
面白いことに、実在の人物が何人か登場している。
ジャン・ラフィット、エティエンヌ・ジェラール、アレクサンドル・デュマ、ハインリッヒ・ハイネ。
といっても、私が実在した人物だということが分かるのはアレクサンドル・デュマだけ(-_-;)
他の3人については正確なことはいえません、
実在人物か否か(; ̄ー ̄A 歴史に疎いバカですから。。。
ま、一緒に登場させてる感じから実在人物なのかな?
アレクサンドル・デュマの作品については、
『三銃士』はアニメで放送していたのを昔見ていて、『モンテ・クリスト伯』は読んでみたい。
後者は『巌窟王』としてアニメ化し、
その独特の映像美が数々のアーティストや芸能人を虜にした模様。
公式サイトにコメントが載っているし。
映像は兎に角綺麗でした。メイン舞台のパリの情景から登場人物の衣服に至るまでに、
優雅な貴族たちの雰囲気が、どこか妖しげに描かれています。
夢のようなパラレルワールド。
原作の評判もいいので、いつか手に入れて読みたい一冊( ̄ー+ ̄)
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