吹き溜まり
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「皇国の守護者」
原作は小説のようだが、これは漫画として画にした方が断然読みやすそうだ。
つい先日文化庁メディア芸術祭推奨作品として名が挙げられている。
私が1巻を購入したのはちょいと前になるが、このほど現在出ている4巻まで読み終えた。
一言で言えばまさに戦物語。ひたすらにただ戦、戦、戦。
1巻の巻頭から戦場に始まり、どこを開いても戦場であるのに、
話はただそれにとどまらないスケールと、登場人物で、
なんとも飽きさせない展開となっている。
まだ4冊分しか話が進んでいないのに、なんと濃い内容か。
原作があるということで、その独自の世界構成と緻密なストーリーはさることながら、
それを漫画化している伊藤氏の画力と表現力が凄い。
同じ系統の漫画としては、「ブラックラグーン」や「ヴィンランド・サガ」が挙げられると思うが、
ただの非情さはともかくも、過酷さにおける無慈悲は「皇国の守護者」がダントツだろうか。
主人公のキャラの独特さも「皇国の守護者」。
嫌な予想が成される場面で4巻が終わっているけども、次巻は夏。
待ち遠しい!
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COMMENT
これは・・・
でも、戦闘シーンばっかでセリフも少なく、ストーリーがなかなか進まないタイプの漫画かと勝手に思って保留にした漫画・・・。
そんなことないですかね?
うむむ。またまた気になりだしました・・・。
>baruba55サン
確かに戦闘ばかりで、
私も1巻読んだ時点ではbarubaさんと同様の感じを受けたり。
第1巻の初っ端戦争只中で、
さらにそれが常に持続されてる漫画なんて稀ですもんね。
少なくとも私はこの手のは初めてですわ。
なので、4巻まで読むことをオススメします。
一応大きな区切りになっていると思いますし。
あ、それと、上記でブララグが同系統と書いているけど、
無慈悲さが被るくらいで、物語の性質は別物かと思いました;
ヴィンランドの方がまだ近いですかね。