吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
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「っポイ!」
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っポイ! (24) やまざき 貴子 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
受験勉強も大詰めですね。(o ̄へ ̄)o!
というわけで、今回はやまざき貴子さんの「っポイ!」。
24巻という巻を積み重ねながら、
時間的にはあまり進んでない学園青春もの。
でも、主人公らの高校受験も終わり、
あとは合否が決まったらおそらく終了すると思われます。
見た目女っぽいことにコンプレックスを持つ天野平(あまのたいら)。
そのお隣に住む、見た目カッコイイ、大人な日下万里(くさかばんり)。
この二人を中心に
様々な人間模様と成長過程の若者の心の葛藤が描かれていく。
学園モノということで、学校生活や教師、人間関係、イジメ、存在価値など
様々なものを題材にストーリーが練られている。
クラスメイトのみならず、他クラス、
他校にいたるまでの人物設定も細やかで、
それぞれ皆がナイスキャラ('∇^d)☆!!
セリフの言い回しとかも好きです。
笑った会話は、タカオカを励ます(?;)為に、
万里が放ったセリフ「上を向いて歩こう」
に対して、イッカちゃんがそれを詳細に分析した一言、
解釈は仕様だわ、と思いました;「年中一人ぽっちで、涙がこぼれないように上を向く歌だ。
しかも幸せは空の上というカコクな状況下にあって、
青年は毎晩泣きあかすのだよ。」
ガンパレード・マーチ
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高機動幻想ガンパレード・マーチ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
きちんとクリアしたのは結構最近。
私は中古で入手したが、中古でもお値段高めでPSで¥5000弱。
何気に入手困難な部類に入っているようで、今でも人気のようです。
このゲームは発売の宣伝も広告も殆ど無い状態で、
しかもPS2が発売間近の頃に発売され、それにもかかわらず、
プレイした人の感想やススメからネットなどの口コミで今の人気に至る。
何と言っても自由度の高さに尽きるゲームだが、
ストーリー設定もものすごい。
学園モードと戦闘モードがあり、
それらをこなしていくことで最長2ヶ月(ゲーム内)を楽しむ。
もちろん途中で主人公が死亡すればそこでGAME OVER。
幻獣という敵に人類は惨敗したことにより、新しい拠点を熊本に設け、
さらに14~17歳までの戦力としての強制召集を行う。
そんな中、召集された一人としての速水厚志をプレイする。
戦闘に関しては、
シュミレーションを苦手とするならば部署をオペレーターに変えると楽。
ただし、クリアランクSを取るには、
自らパイロットとなって、幻獣を倒していく必要がある。
シリアスな展開なのに、
学園モードでは非常にのほほんに学園生活が送れる。
それぞれのキャラクターにはAIが搭載され、それぞれに行動を起こす。
告白したり、友情を育んだり、
修羅場に遭遇したり、悪いウワサを流したり・・・・
とにかくいろいろ出来る。普通にプレイしていれば
主人公好かれやすいのでモテモテになるが(^-^;
世界の謎に関して知りたいのなら、
Sランクでクリアし、2週目をプレイすると発覚することがる。
ガンパレード・マーチを内包する【七つの世界】設定と、
第七世界にいる者が他の世界への介入を可能とする
【OVERS・SYSTEM】。
ちなみに7つの世界は
□第1世界:サイレントオデッセイ
□第2世界:ダンスドール
□第3世界:ハートオブハイドロゲン
□第4世界:エレメンタルギアボルト
□第5世界:ガンパレード
□第6世界:ゴージャスタンゴ
■第7世界:アイドレス(プレイヤーがいる現実世界)
数字が増えるにつれて現実に近い世界となっていて、
反対に小さくなるにつれて、特殊能力や
現実では物理的に不可能なことまで可能とするような世界となる。(?)
こういった世界設定や、ストーリー展開については
(「風の谷のナウシカ」「ジュラシック・パーク」などが過去に受賞)
○第5回日本ゲーム大賞にノミネート【優秀賞】を獲得
星雲賞は、ゲームソフトとしての初快挙だったそうな。
世界の謎に関しては、公式HPで専用のBBSが設けられ、
激論が交わされている。
ゲームデザイナの芝村氏本人が回答してくれるとの事で、
推測やら確認やら情報がすごい。
興味があったら一度プレイすることをオススメします(o゜◇゜)ノ
『呪の血脈 』
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呪の血脈 加門 七海 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
北アルプス山中で鎌が幹に打ち込まれた奇妙な神木を発見する。
いけないことと知りながら、
学問的興味からその鎌を木から削り出してしまう宮地。
だがその行為を村人に発見されて、
彼は神木に神再び封印するための
【祭】に参加させられることになってしまう。
民俗学を基本として、村の儀式から、
神木の意味する本当の存在理由。
宮地が村で起こしてしまった事が、村内で収まらず、
儀式といったものを一昔前の虚像と認識するような
都会においても脅威の影響を現し始める。
そして忌まわしき【裏】の祭りとは・・・・・
と展開していって、終盤は怒涛のように都会の状況が描かれている。
いわずもがな民俗学に儀式といったキーワードで
私が面白くないわけが無い( ̄ー+ ̄)
私が読んだ加門さんの作品の中でも面白いお気に入りの作品。
「ぼくの地球を守って」
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ぼくの地球を守って―愛蔵版 (8) 日渡 早紀 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ストーリーのオリジナル性とスケールのでかさで、
今でもファンの多い作品。
かつての月基地での仲間の地球への転生。
小林輪の変貌に隠された想いと真実。
前世の自分に翻弄される仲間たちの葛藤。
愛情から嫉妬、憎しみまで描いたSF輪廻転生物語な感じです。
私は輪くん大好きですが、
もう後半になると見ていて痛いのなんのって(゜^Å)
でも前半の、
笑顔でのりのりにE.S.Pを使っているときも好きです( ̄ー+ ̄)
当時は批判の嵐だったようですがね;
あの感じで全話作ってくれたら。。。o(゜^ ゜)
で、私エンディングの歌も幻想的ですごい好きなんですが、
それが今無料で公開されています。
知らない方も是非!!コチラで。