吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
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「赤ちゃんと僕」+「しゃにむにGO」
『しゃにむにGO』はテニス漫画です。
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赤ちゃんと僕 (18) 羅川 真里茂 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
赤僕は、ほわほわした話の中にも、
けっこうシビアな人間模様が描かれていたりで興味深い。
私が印象に残っているのは、
人が何かをなす時には、常に何かしらのメリットを求めている、
という先生(?)のセリフですね。(大分前の記憶なため不正確;)
何の省みも求めない
他人(友人含む自分以外のこと)への行為は有り得ないと言われ、
拓也は否定しながらもやるせなさで泣き出してしまう。
まぁ、ここで先生が言ったメリットとは、
自分がした行為の結果その人が喜ぶ姿を見て、
自分も嬉しくなるという心のメリットも含んでのことだったので
自分本位のメリットだけの話じゃないんですがね。
こういった話も多くて、
読みながら胸が締め付けられるというようなこともしばしば・・・(^-^;
拓也が可愛くて、こんな弟(兄でも可)欲しい!と思ってました(゜ー゜* )
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しゃにむにGO (1) 羅川 真里茂 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
今テニス漫画というとテニプリ?
妹が売ってから読んでないのであまり分からない。
この漫画は、主人公が全く初めての状態でテニスをするところから始まる。
一つ一つの話や試合を、
プレイヤーの心理描写も含め丁寧に描かれている。
テニスって・・・スポーツって大変だわ・・・と思った作品。
でも主人公の伊出君(と愉快な仲間たち)の親父ギャグやらバカップリで
ニヘラとしてしまう場面も多数有り。
『封神演義』
安能務訳の講談社文庫より上中下の全3巻のこの作品、
『反三国志』(著・周大荒/訳・渡辺精一)
では挫折した私にも読めました(^^;)
基本的に中国小説には字が付きもので、
コレが私にとって大きな壁となっている。
三国志になると、登場人物は多いわ、
さらに会話と通常の文章とで名前だったり字だったり・・・
覚えられないのですよ(" ̄д ̄)!
この人誰だっけ状態に何度も陥り、結局上巻で止まった。
それに比べ『封神演義』は読みやすかったし、
理解もしやすかったように感じる。
ストーリーは面白いし、人物描写も受け取りやすいんじゃないかと。
藤崎竜氏の漫画版も面白いですね。
って、私コチラの方が先なんですがね(^-^;
中国の方では、三大怪奇小説は
『西遊記』と『三国志演義』と『水滸伝』という事になっているが、
『封神演義』も入るとの認識も強いとのこと。
『水滸伝』も読んでみたいのだが、
どれを一番に読むべきかが分からん。それに長い(。_。;)
『ラインの虜囚』
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ラインの虜囚 田中 芳樹 講談社 2005-07-07 by G-Tools |
途中少しブランクがあったが読了。
講談社の〈ミステリーランド〉シリーズなので、やはり分かりやすく、
複雑な構成にはなっていない。
やっぱり田中芳樹さんはテンポがいいのが面白いと思う。
この作品は長くはないし、後半におけるテンポは軽快♪
父を亡くし、絶縁状態だった祖父の元、パリを訪れた少女コリンヌ。
自分を孫だと認める条件に、
既にこの世にいないナポレオンの生死を確かめて来ることを出され、
そのナポレオンが捕らえられているという
【双角獣の塔】へ真偽を確かめるために仲間を探し始める。
コリンヌが見た真実とは――――
面白いことに、実在の人物が何人か登場している。
ジャン・ラフィット、エティエンヌ・ジェラール、アレクサンドル・デュマ、ハインリッヒ・ハイネ。
といっても、私が実在した人物だということが分かるのはアレクサンドル・デュマだけ(-_-;)
他の3人については正確なことはいえません、
実在人物か否か(; ̄ー ̄A 歴史に疎いバカですから。。。
ま、一緒に登場させてる感じから実在人物なのかな?
アレクサンドル・デュマの作品については、
『三銃士』はアニメで放送していたのを昔見ていて、『モンテ・クリスト伯』は読んでみたい。
後者は『巌窟王』としてアニメ化し、
その独特の映像美が数々のアーティストや芸能人を虜にした模様。
公式サイトにコメントが載っているし。
映像は兎に角綺麗でした。メイン舞台のパリの情景から登場人物の衣服に至るまでに、
優雅な貴族たちの雰囲気が、どこか妖しげに描かれています。
夢のようなパラレルワールド。
原作の評判もいいので、いつか手に入れて読みたい一冊( ̄ー+ ̄)
ロミオの青い空
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ロミオの青い空(1) リザ・テツナー 折笠愛 藤田淑子 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
私が前にやっていたのを何回か見ただけなんですが、面白いですね。
他の名作アニメ劇場に興味は持てなくても、
コレには何か惹かれるものがある。
原作は『黒い兄弟』という海外小説。
原作も読んでいないし、アニメもあまり見てないのだが、
まずキャラに興味が沸くと同時に、好感がもてる。
私としてはアルフレドーーー!!(主人公ロミオの友人)
といった感じに、仲間の中でも大人な彼が大好きです...φ( ̄▽ ̄*)
ロミオも素敵ですけどね♪
さらに終盤に近付くと涙なしにはみられません(T-T)
「その向こうの向こう側」
私としては珍しいほのぼのファンタジー。
作者の渡辺祥智さんは前に白泉社より『銀の勇者』を書いてた方です。
『銀の勇者』、一巻の時点では興味沸かなかったと記憶している。
あまりにオーソドックスな勇者で冒険モノ、と感じた。
でもね、・・・いつも読んでるのが読んでるものだから(シリアス好き)、
こう、何も考えずにほわっとできるものが時々読みたくなるというか・・・。
随所随所には面白いと感じたし、なんというーか、可愛いんですわ。
なんか皆(/*'-'*)/~~な感じで可愛い。
でも私、腹に一物もってそうな金の勇者のアル君が好きだったさ。
『その向こうの向こう側』は、まぁコチラもファンタジーですが、
やはり可愛い(〃∇〃)♪
小学生のフタバは、ある日突然異世界に飛ばされ、
【アマランザイン】であるキアラの、主人探しを手伝うことになる。
そこに仲間が加わって、敵も出てきて、とこれもオーソドックスなお話だが
私、少しボケたキャラの行動と思考が気に入っている。
えぇ、可愛いんです(*' '*)
こちらで好きなのは登場時とまるでキャラが変貌し、
可愛くなってしまったヴィリッドですな。
でもまぁ、凄く面白いって感じではないけど、
ほえほえしたい時にはちょうどいい。