吹き溜まり
本や音楽やライブや映画やゲームのこと。
- 2024.05.17 [PR]
- 2006.09.06 「女王の百年密室」
- 2006.09.03 ブラック・ラグーン
- 2006.07.17 「ONE PEACE」
- 2006.06.29 「家庭教師ヒットマンREBORN!」
- 2006.06.26 「てるてる×少年」
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「女王の百年密室」
女王の百年密室 森 博嗣 スズキ ユカ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
森博嗣作品が好きな妹が、コレはきっと私も気に入ると、
小説ならともかく漫画ならすぐ読めるでしょ、と押し付けられた。
この漫画化は良いからと特に勧められた。
で、読後、うん、結構面白かった。
妹の推察通り、私はこの無機質感漂う描写が好み。
復讐を内に燻らせながら、
しかしそれは一度表に現れれば
サエバ・ミチルの制御を放れるかの如く暴走を帰す。
彼がたどり着いたその場所では、
明確な死が無く、閉鎖的な空間のその認識さえ放棄した人々が、
平和と信じて盲目的に暮らしていた。
そしてその場所で、復讐を与えるべき相手を見つける。
事実とは、真実とは――――
絵も良かった。雰囲気もばっちり。
淡白さと、妖艶さと、不可思議さが、上手く描かれていたと思う。
ウォーカロン(人工物)のロイディとミチルの
淡白ながら依存した関係もまたいい。
もう一冊渡されているので続きを読みます。
ブラック・ラグーン
アニメで放送しているのを見てこの度購入読破。
アニメもハイテンションで凄く面白かったのだけど、
原作も間違いなく面白かった!!!
こう、なんというか、
「攻殻機動隊」+「COWBOY BEBOP」+はっちゃけたキャラ
って感覚を受けたよ、アニメ見た時に。
まぁ、見たと言ってももう終了する間際の数回を見ただけだが。
原作はまだ5巻までしか出てないけど、
どんどん話がシリアスかつ危なくなってきている;
序盤のバラライカが過去を匂わせたシーンとか、
配下引き連れて闊歩する場面は「かっけー++」てな感じだったが、
5巻なんかはもうす「大尉素敵ーv」なんて余裕じゃなくなってた。
恐い、恐いよ大尉殿・・・・・
会社にサクっと切り捨てられたロックも、
次第にレヴィとの同行と衝突を経て染まってきつつ、
日本に来た事で、それをさらに確定的に肝を据えた模様。
基本銃ぶっ放して破壊行動な漫画の中に、
組織やらマフィアやら裏社会やら人間やらが描かれ、
読み応え十分な仕上がりに私は大満足。
個人的に気に入ったキャラが、刀使いの中国人のねーちゃん。
セリフに笑った。特にレヴィとの掛け合いは最高。
「ONE PEACE」
One piece (巻1) 尾田 栄一郎 by G-Tools |
もう何巻出てるんだっけか?これまた妹所持な為把握しておらず。
そうでなくとも、ちょいと前に妹に借りてやっと未読の新しい4冊程を読み、
この間発売されたばかりの新刊はまたまた呼んでない。
その前も読んだか覚えてない。
今の展開は好みといえば好みなんだけど…読みゃいいだけの話だな;
もう有名なのでストーリーは書かないが、
バラエティ溢れる味方・敵方のキャラクター性と、世界観の魅力は言うまでもないだろう。
ただ、私的にちょいといただけないというか面白くなかったのが、
アラバスタ編のビビ王女のストーリー。
なんかあの王国ネタは面白くなかった。。。。
このアラバスタ編までは、私は完璧「HUNTE×HUNTER」派?だった。
よく比べません?この2作品。
私の好みはHUNTERの世界観なのよ。
でも最近の軍の上層部とか組織とかが出張ってきた展開のワンピを見てると、
なかなかワンピの方も好きだと思う。
以前まではワンピとハンターなら絶対ハンターの方が好きと豪語していたものの、
このごろはワンピはワンピとして好きな作品であることを認識してます。
(というか最近はHUNTERの展開の方が微妙なことになってる気が…虫話はちょっと;;)
あと、主人公のルフィの周りも魅力ある仲間たちで固められてると、
その中で主人公たるキャラクター性と存在意義とかが、他と同等になることがあるけど、
こと最近のルフィはきちんと主人公のポジションを固めていて、なんだかカッコよく見えます。
これだけ分かりやすい性格で周りに精鋭のキャラに囲まれながら、
きちんと主人公しているのは凄いと思う。
「家庭教師ヒットマンREBORN!」
結構前に、妹が読めと持ってきた漫画。
まだ巻がそんなに出ていない時に既に妹が読んで、
面白くなかったという話を聞いていたのだが、
徐々に面白くなってきたらしく、結局購入し、それを私に勧めてきた。
とりあえず1巻…妹が言っていた通り、面白くも何ともなかった;
何か新しい要素とかオリジナル性を全く感じない漫画だと思った。
でも、とりあえず読め読め言うので、続けて読み勧めると、
前々から妹が、
「お姉ちゃんは絶対雲雀さんが好きだよ。」
と言っていた通り、うん、こういうキャラは好きだね。
でも、でもね、まぁ、1巻に比べりゃ多少話は…と思わないでもないが、
やっぱり面白くないと思ってしまったよ;
そもそも、えーとコレはギャグ漫画の要素が強いけど、
その笑いの要素で、私はちっとも笑えん。私とは相性が悪いということで。
だって、コロネロ?とかが出てきたあたり、つまらなくて読み飛ばしたもの。
だから、そこらへんのストーリーは把握してない、というか知らないというか…。
むしろ、妹がちょっと嫌がっていた後半のバトルっぽくなってきたあたりからなら面白い。
しかもテンポが速く、話が停滞してないのがいいね。
何巻だったか忘れたけど、骸が出てきた時の話で、
主人公側の人間が順番に敵とぶつかっていく時、
大抵の少年漫画って、一人一人の戦闘時間がやたら長かったりするのよ。
とくに、その最中に成長させようとすると。
それが、あっけないほどに即効で終わった・・・・・
ドラゴンボールは長かったもんなぁ~、
アニメなんか30分で5分くらいしか話進んでないんじゃないかと思うほどだったね。
そう、そのまどろっこしくないところはいいと思う。
私としては、本当最近のバトルっぽくなって漸く面白いと思うようになった。
雲雀さん…手元に漫画もないのでテキトーなんです。
こう、前髪が3つに分かれてるっぽかった事くらいしか記憶に…;
「てるてる×少年」
てるてる×少年 11 (11) 高尾 滋 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
確か売ったか購入停止したかしたのだと思っていたら、
集めたらしく、読まない?というので、借りて読んだ。
作者の作品は以前「ディアマイン」を読んだことがある。
ロマンスコメディーと銘を打っているものの、
巻を重ねるにつれて、どシリアスになっていくこのストーリー。
全11巻と巻数も重ねていて、今ならやきもきせず全話読めるのがいい。
この方の作品においては、登場人物に愛を感じることが多い。
才蔵は言うまでもなく、左介とか学友とか義人兄とか、
1巻でコロコロしていた才蔵が、どんどんカッコよくなっていくのもいい。
当初はこんなにブラックな話になるとは予想だにしなかった。
私も才蔵が欲しいと思わずにはいられない。
そして義兄みたいな兄が欲しいとも思わずにはいられない。
そしてそして、左介のような弟と、晴海たちのような友人も欲しいと思う。
ストーリーも凝っているし、絵も雰囲気に合っていて、
久しぶりに少女漫画の部類で楽しめた作品でした( ̄ー+ ̄)