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カテゴリー「小説」の記事一覧

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Mission to Minerva

Mission To Minerva (Giants S.) Mission To Minerva (Giants S.)
James P. Hogan


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いや~知らなかった。
【巨人たちの星】シリーズ第5部、『Mission to Minerva』が
2005年5月にアメリカで発売されていたなんて!!!
もちろん英語版なので私は読めないが;
って私はまだ第4部もまだなんだよ。

↑はハードカバーなのでお高めですが、
どうやら今月日本で言う文庫版?が出る模様。
もし英語が堪能ならご購入も…
私は翻訳版を待ちます。

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『砂漠の惑星』

砂漠の惑星

砂漠の惑星
スタニスワフ レム Stanislaw Lem 飯田 規和


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結構最近購入して読んだこの本。
目に留まったきっかけは、
帯の上遠野浩平氏が解説しているという文字を見たからだ。
だが、一度手に取ったものの、そのまま棚に戻してたりする;
その帯に書かれていた上遠野サンの文章を読むからには、
あまり面白そうじゃないかも…と思ったから。
なんというか静かっぽいかなと。

でも、やっぱり気になって今度は裏表紙のあらすじを読んだところ、
いや、面白そうじゃない?ということで購入するに至る。

とても面白かったわけではないけど、それなりに楽しめた。
展開的には私好みだったのだけども、
得体の知れない奇妙で脅威な物体及び現象の正体が
あまり私好みではなかったんだな。
かといってじゃぁ何だったなら良かったのかと考えると、
ありきたりにエイリアンとか人間の脅威よりは
斬新さはあって良かったのかも、と思ったりもする。

でも、何かが起こっていて、
でも視覚化できるところに変化は見出せずに、
人が一人、また一人と混乱(錯乱?)していく過程は楽しめた。

なんだ、えぇと、結局は結構楽しんで読んだのか。

『キタイ』

キタイ キタイ
吉来 駿作


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デビュー作にして
第6回ホラーサスペンス大賞の大賞受賞作であるこの小説。
りあむサンのブログで紹介されていたのに興味を持って読むに至りました。

葛西君、生きてる時は良かったんだけどな・・・・
学生仲間の中で、一人オーラの異なる大人びたキャラって、
大抵はやたら完璧に近く物事に動じなかったりするものだけど、
葛西君のキャラは未だ未熟さを随所随所の表情やセリフから感じたり。
ただ、そうするとキタイで甦った彼にとても違和感もあるのだけど。

読み始めると結構サクサクいけて、
初めて【死にながらの森】へ行く場面から、
彼らに何が起こったのか、現在何が起こっているのか、
AM3:00まで起きて読みきってしまった。

怖さは、深町らが日常で感じる恐怖の方が地味に怖かった;

加門七海さんの「203号室」のような恐怖が・・・・

一箇所どうしてもつっこみたいのが、
喫茶店のマスターが、
深町らをまるで断罪するかのように浴びせた責める言葉。
いや、あなたが言うようなコトじゃないと思うよ。

『巨人たちの星』

4488663036 巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))
池 央耿
東京創元社 1983-01

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J・P・ホーガン氏の【巨人たちの星シリーズ】、
『星を継ぐもの』、『ガニメデの優しい巨人』と刊行され、
その第3作目、『巨人たちの星』。

因みに初版は1983年、この3作目が出た時点で未だ私は生まれる前…

・・・続きはネタバレてるのでクリック注意

『ガニメデの優しい巨人』

4488663028 ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)
池 央耿
東京創元社 1981-07

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J・P・ホーガン氏の【巨人たちの星シリーズ】第2弾、
『星を継ぐもの』の続編である、『ガニメデの優しい巨人』。(創元SF文庫刊)

第1作目で登場していながらあまり触れられなかった事柄が、
予想もできない展開で、さらに掘り下げられて、新たな事実として描かれている。
内容の主要部分に触れる前に、
まず、冒頭部分で私が飛びついたネタについて…
関連部分を全て抜き出すと長くなってしまうので、決定的な会話を引用すると、、

「ノーヴァから脱出するのに必要な速度から
本船は何年もかかって減速していくわけだけれども、
その一年に対して母星では百万年という時間が経過する計算だよ」

タイムトラベルやタイムマシンといったものに興味はあまり向かないのだけど、
上記のような現象事態にはかなり好奇心がくすぐられる。
相対性理論では重力が大きければ大きいほど、そこで流れる時間は遅くなるとしているが、
それによく例として出されるのにブラックホールがある。

ブラックホールの重力に捕われたものの時間はまるで止まっているようなほどだという。
このように重力と時間とは密接な関係があるとされ、それは地球上でも生じているようだ。

今日「Newton」を立ち読みしていて覚えているのは、
この場合、時間を原子時間とし、その振動によって時間を計るらしい。
そして、標高差のある複数の場所でその時間を比べてみると、
低い位置の方が地球の重力を僅かながら大きく受けるので、時間もその分遅いらしい。

まぁ、『ガニメデの優しい巨人』においてはその規模の差は天地の差だが…;

それに、この時間の要素は前提条件であって、この作品のメインは別にある。
次から次へと謎が出され、それに対して新たな事実が浮かび上がる…その連続で、
最後のほんの数ページまでそれは続き、
衝撃の真実の連続で読み終えたときはしばし興奮気味だった私。
あらすじは書けないので書かない(^-^;とにかく圧巻。
小野不由美氏の「十二国記」を読んだ時も、その綿密な構成力に感歎したが、
扱っている内容が異なるというのもあるが、作者の知識と創造力にはただ驚かされるばかりである。

人類が初めてリアルタイムで接触した知的異星生物の特殊性と、
それに比較される人間の歴史上で何度も繰り返されてきた性質と――
あらゆる関連性のないと思われる符号が次から次へと合致していく過程は快感。

次が読みたくてウズウズしています(*'ー'*)♪

  

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自己紹介:
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小説■上遠野浩平、小野不由美、田中芳樹、小川一水、J・P・ホーガン、辻村深月…
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